おそらくこのシリーズの本は全て読んでいると思います。
今回『0』ということで、どのようなお話なのか楽しみにしつつ読み進めました。
ガネーシャ様の激しいギャグにもついていけましたし、バクちゃんも小動物のペットにありがちな小憎らしいけれどにくめない可愛らしいキャラです。
途中、競馬ネタがおもしろ可笑しく入ってきますがあるあるの内容で、よくできていると感心させられつつさらにどんどん読み進めていきました。
今回の『0』で私はいつになく途中幾度か涙したところがあります。
今までの人生の中で味わってきたつらいこと、そして大切に思う人とのお別れがいかに悲しいものであるかといったこと…主人公の気持ちと少なからず重なる部分があったから。
おそらくその気持ちは分かる人には解るものと思います。
ガネーシャ様の課題はかなり難解なものもあります。それらを克服した先に、自分の本当の夢を見出せるとしたら…。
何か初めての一歩を踏み出してみよう、そのように感じました。
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